テレビでも注目されている「食の安全性」。日頃の生活で何か気をつけていることがありますか?
スーパーなどで食料品の買い出しをする際、いつも何気なく商品を手に取っている人も多いかと思いますが、ちょっと気をつけるだけで毎日の生活を安心して送ることができます。
ここでは、知っておくと役立つ食品表示について紹介します。
食品表示の重要性
スーパーなどで買い物をする際に、パッケージ裏面の食品表示部分を確認する人はどれくらいいるのでしょうか。
ほとんどの人が確認するのは「消費期限」と「賞味期限」だと思います。
消費期限は安全に食べられる期間を、賞味期限はおいしく食べられる目安を表示したもので、古くなったものを食べてしまうとお腹を壊すなどのリスクがあります。
私はさらに、どんな食材が使われているのか、産地はどこかなども必ず確認するようにしています。というのも、なるべく国産・地元産のものを使いたいという思いがあるからです。外国産のものは日本へやってくるまでに時間がかかるため、保存性を高める薬品を使用すると耳にします。
食べることは日々のことなので、自分や家族が安心して食べることができるものを食卓に出したいと思っています。
食品表示の見方を学ぶ
食育総合講座のテキスト2では、安全な食生活のための基礎知識を学ぶことができ、そのなかで食品添加物の危険性や見分け方などが詳しく解説してあります。
添加物が体にとって良くないものという知識はあったものの、どんな種類があり、どういうように良くないのかを実際に知ることができました。
一見難しい内容に思えますが、「図解やイラスト入りでわかりやすいな」というのが最初の印象でした。
私にとって目からウロコの知識としては、原材料表示ラベルは食材の使用量が多い順に記載しなければいけないというルールがあることです。例えば、小麦粉、食塩、発酵種…という表示の場合には、小麦粉が一番多く使用されているということです。
この見方がわかると、どんな食材が使用されているかだけでなく、どれくらいの割合で使用されているのかがわかり、普段の買い物の際の購入基準にできそうです。
気をつけたい添加物とは?
テキストを読み進めていくうちに目に留まったのが、ビスケットなどのお菓子には添加物が多いので注意という項目です。
焼き菓子には、膨張剤や遺伝子組み換えの不安が大きい乳化剤や植物油脂などが多用されているというのです。
特に小さい子どもさんがいる人は、なるべく安心して食べられるものを与えたいと思うでしょう。
食品表示の見方を学ぶことで、安心・安全な食品を自分で選び取ることができるようになります。特にソルビトールやアステルパーム、グリセリンなど、あまり聞きなれないカタカナ表記の添加物はなるべく避けたほうがいいでしょう。
日常生活で実践できる内容が学べる食育総合講座
このように、食育総合講座では誰でも日常生活で活かせる知識をわかりやすく学ぶことができます。
講座が修了すると食育アドバイザーと上級食育アドバイザーの2つの資格を受験することができるので、資格を活かして仕事をしたいという人にもおすすめです。
家族のため、また自分のために使える知識が満載です。