世の中にはたくさんの種類のスポーツがあり、そのスポーツの種目によってエネルギーの消費量が違います。スポーツフードというのは、食事と食事を適切なタイミングで摂ることです。特別な食事を作らなくてはならないのではなく、ちょっと気をつけるだけなので誰でも簡単に始めることができます。
スポーツによって必要なエネルギー量が違う
マラソンや体操競技、競泳やバレーボール。多くのスポーツがありますが、スポーツによって練習内容が異なります。心肺機能を高めるトレーニングが必要な競技もあれば、筋力をアップしなければならない競技もあります。スポーツによって練習内容が異なるのと同じように、体に必要な栄養素も実は変わってくるのです。持久力が必要な競技ではグリコーゲン、筋肉アップならたんぱく質などが多く必要です。また、スポーツの練習をしているときには疲労がつきものですが、疲労回復にはクエン酸やビタミンを意識して摂るようにします。グリコーゲンはご飯やパン、麺類など、たんぱく質には牛乳やチーズ、サンマやカツオ、クエン、ビタミン類ならレモンやミカンなどに多く含まれ、身近にある食材ばかりですね。スポーツによって練習内容も必要な栄養素も違うので、スポーツフードで効率的に体を作り、疲労回復をして勝てる体を作りましょう。
性別によってもエネルギー摂取量が違う
スポーツによってだけではなく、性別によってもエネルギー摂取量が変わってきます。男性の一日のエネルギー摂取量の目標は、3000キロカロリーから4500キロカロリー、女性の場合は2500キロカロリーから3500キロカロリーと言われています。目安なので、その人の体格や練習内容、練習量などによっても変わってきますし、同じスポーツを行っている人同士でも体格が違うとエネルギー摂取量は変動します。バランスのいい食事をしているつもりでも、そのスポーツの練習に合った栄養素が足りなければ、競技で勝てる体作りは行えません。
スポーツフードアドバイザー講座で効率的に栄養を摂る
スポーツフードは、スポーツの練習期や試合期、試合後などのタイミングによっても摂りたい栄養素が変わります。なんとなく体によさそう、という根拠のない食事ではなく、的確にそのスポーツに合った食事をすることができるので、効率的に結果を出すことができる体を作れます。スポーツフードアドバイザーの講座では、スポーツをしている人に必要な栄養素、筋肉の仕組みはもちろん、筋肉の作り方についても学ぶことができます。また、仕事をしていて普段は運動をしない、という人や美しさを追求する人にもぴったりです。例えばデスクワークだけしかしない人と営業職で出かけることが多い人とでは、食事で気をつけることも変わってきます。スポーツフードアドバイザー講座はそういった運動をしない人の食事についても学ぶことができます。私自身もデスクワークが中心で休日にしか運動をしませんが、改めて食事の摂りかたについて学ぶことができ、健康的な食事について知ることができました。誰にでも始めることができ、難しい料理をしなくてはならないこともないので、毎日の食事にすぐに取り入れられます。これからもスポーツフードアドバイザーの講座で学んで、スポーツを楽しめる体を作っていこうと思います。