今まで肩こりや腰痛に縁のなかった私ですが、年齢を重ねるたびに痛みやコリを感じるようになりました。
家族に揉んでもらっても改善することはなく、私が今まで家族にしてあげていたケアもあまり効果がなかったのかと思うように。
自分のためにも、家族のためにも、もっと体のことを知りたいと思い、キャリカレ通信講座の人気ランキング上位に入っている「整体ボディケアセラピスト」を受講してみることにしました。
施術者として必要な心得と実技が手厚いサポートで学べる
この講座を学ぶにあたって、まずはテキスト全体をめくったりDVDをざっと流してみたりして、全体的な内容を見てみました。
通信講座で整体のことについて学べるのかという疑問が正直ありました。しかし、講座を一通り見たら、今まで自分は整体についての知識がなんとなくのイメージでしかなかったことや、実際は何も知らなかったのだということがわかりました。
この講座ではDVDが4枚ついていますが、まずは施術者としての心構えについて、DVD1枚を使って丁寧に解説してくれます。
技術だけではなく、整体とは何か、施術者として一番大切なことは何かを、学ぶ前に知れたことは良かったと思います。そして、テキストと残りのDVD3枚で実技について丁寧に解説してあります。
標準の学習期間の目安はおよそ4ヶ月ですが、どのように学習を進めていけば良いかが明確に提示され、サポート期間は700日あるということにも安心できました。
質問や疑問ができたら、無料で何度でも質問できるメールサービスや郵送・FAXで質問できる質問用紙があるので、実技についても安心して身に付けることができそうだという期待が持てました。
体の仕組みを知ることから始まる
整体は特殊な器具や道具を使わず、基本的には施術者の手で整体を受ける人の自己治癒力を引き出します。
「○○式」などさまざまな流派や施術方法がありますが、どんな施術であっても人間の構造に見合ったものをしなければなりません。人間の構造は何種類かあるわけでもなくひとつしかないなので、どんな整体を学ぶにもまずは人間の構造や体の仕組みを知ることが大切です。
DVDで体の部位を言われてもすぐにわかるように、テキスト2冊にわたって体の名称や働きを学ぶことができます。これは、整体に関係なく自分の体を知るうえでも大切な知識なので、この2冊のテキストだけでも受講して良かったと思える内容でした。技術が身についていても知識が乏しければ、整体を受ける側も不安になると思います。整体を受ける人から体についての質問や疑問を投げかけられたときに、この講座で人間の構造と体の仕組みをしっかり学んでいれば、基礎的な質問には答えられそうだという自信が持てました。
整体でできることの限界を知る
整体には、適応する症状と禁忌になる症状があります。また、どちらにも該当しないものもあります。それを学ばずに、整体の知識や技術から入るのは危険なことです。整体で何ができるのか、整体でできないことは専門医に診てもらうことを促すなど、施術者にとって必要なことをテキストとDVDから学ぶことができました。自分が今まで誤解していた部分もあったので、学ぶ前に確認できたことは良かったと言えるでしょう。テキストの中には、治療院の基礎知識や種類、特徴についても書かれているので、資格を取った後の将来設計や就職先の参考になると思います。
施術者に必要な心得とは?
この講座では、基本的な体の仕組みや整体の技術を学ぶことができます。知識はもちろんのこと、施術も学べます。しかし、整体を受ける人の症状や体質によって学ぶべき部分も増えていきます。
まずは、この講座で基礎的な知識や技術を学ぶことで土台作りをして、経験していくうえで常に学び続けることが大切であると、テキストでもDVDでも繰り返し触れています。
そして、症状や施術を通して、人の健康を預かる責任を持つことが大切という点にも触れています。
これは、身近な人を施術するにも、施術者として開業するうえでも、決して忘れてはならない大切なことでしょう。人から人へ伝える勉強方法でももちろん記憶に残りますが、何度も見ることができるテキストやDVDで繰り返し目にするたび、忘れず心に刻まれるのではないかと思います。資格を取った後でも、初心に戻って繰り返し学べるテキストやDVDが手元に残るのはありがたいと思います。
施術者としての自覚をもって知識と技術が得られる
この講座では、たくさんのテキストやDVDがついていますが、およそ半分が心得、知識で占められています。大切な心構えや施術者として忘れてはいけない内容を念頭に置きながら、確かな技術を学べることは貴重だと思います。
施術者としての技術については、繰り返し何度でも見られるテキストやDVD、不明な点を何度でも質問できるサポート制度など、家に居ながらにして学べる環境の中では高水準のものだという印象を受けました。
施術者として忘れてはならない自覚や心得を持ちつつ、これから正しい知識と技術を身につけたいと、学ぶことに意欲がでました。