毎日使っているキッチンの使い勝手に不満はありませんか?賃貸物件や古い家だとキッチンは自分でカスタマイズするのは難しいですよね。
使い勝手が悪いと料理をするのもおっくうになってしまいます。使いやすいキッチンはオーダーメイドの特権ではありません。100均アイテムをいくつか組み合わせるだけで、使い勝手をアップすることができます。今回は自宅のキッチンをアレンジしてみました。
キッチンの収納スペースを使いやすく!100均アイテムでプチプラアレンジ
うちは築40年以上の一戸建て。古いキッチンのコンロ下には観音開きの収納スペースがあります。
収納スペースには、鍋やボウル、パンチングザルなどを収納していますが、そのまま上に重ねているためモノを取り出すたびに重い鍋を持ち上げなければならないのが悩みでした。
収納スペースに積み重ねて置くと、下のものは取り出しにくくなります。
かといって、重ねないようにすると収納できる調理道具が少なくなります。上のスペースを活用し、ワンアクションで取り出せるためにはどうしたらいいか。
そこで、100円均一に行き、伸縮突っ張り棒2本、プラスチックのファイルケース1つ、新聞収納箱3つ、フックの7点を買いました。立てて収納したり吊せるものは吊したりすることでスペースと使い勝手を向上させるようと考えたのです。
100均だけど使いやすい収納場所に変身!平積み解消へ
新聞収納箱は大きめのボウルやフライパンを収納し、収納箱の上に突っ張り棒を2本渡してそこにもボウルを置けるようにしました。直径が33cmのフライパンは、ファイルケースを活用して立てて収納してみました。
扉の内側には、1kgまで耐えられるフックを取り付けて卵焼き用のフライパンと取っ手付きのザルを吊すことに。
平置きしていたときよりもずっと道具が取り出しやすくなっただけでなく、見た目にもスッキリして見えます。コンロ下をすっきりさせたら、その横にある収納棚のゴチャゴチャも気になるように。
タッパーなどの容器類がゴチャゴチャと入っています。
これでは目的の容器を取り出すためには手前の容器を一度出さなければなりません。新聞収納箱が一つ余っていたので、そこに容器類をまとめ入れることにしました。
大きめの箱に入れただけで、オリジナルの引き出し式収納が誕生。一目見ただけでどんな容器があるのか把握することができるようになり、普段から使う容器類と、子どもの弁当箱を仕分けることもできました。
今回、自宅キッチンのアレンジをするために使った金額は税込みで756円。プチプラでキッチンの使い勝手をアップできたことに満足です
キッチンが整うと暮らしも整う?!
イッタラのキャセロールで丁寧な暮らしを目指そう
キッチンが使いやすくなると、道具にもこだわりたくなるのではないでしょうか。
たとえば、北欧の有名なイッタラのキャセロール。イッタラのキャセロールは映画かもめ食堂で登場したことをきっかけに注目されているアイテムです。
その魅力はなんといっても美しいフォルム。中はホーローになっているので、煮込み料理だけでなく、炊き込みご飯やジャム作りにも使えます。鍋としては高額だし、鋳物なので手入れをサボるとさびてしまいますが、元を取ろうとすればきっといろいろな料理に挑戦しようと思うはず。
道具を丁寧に扱うことで暮らしも丁寧になることでしょう。キッチンの収納アレンジをきっかけに、北欧スタイルを取り入れられるようになるといいですね。