北欧式整理収納プランナーの講座を受講しても、どんな場面でこの資格を生かすことができるか分からなければ講座を受講してみようという気持ちにならないでしょう。
今回は、本講座で学ぶことのできる収納のうんちくについて紹介します。
北欧式整理収納プランナーの資格を取るとどんなことができる?
「北欧式整理収納プランナー」という資格があることを知っていますか。
北欧式整理収納プランナーとは、家の中が片付かなくて困っている人のお宅にうかがって話を聞きながらその原因や問題点を見つけ出し、根本的な問題解決をお手伝いする仕事です。
北欧式整理収納プランナー養成講座では、心地よい暮らしを手に入れるためのメソッドを学ぶことができます。
ただ単にものを捨てる、減らすだけではなくモノ選びの審美眼をみがいて幸せな暮らしを実現するための方法を伝えるプロフェッショナルなのです。
収納用品の特徴をおさらいしよう
周りの人をサポートするためには、まずは自分自身の整理収納力をアップさせることが先決です。
暮らしに必要なものを見定めたら、次にするべきことは収納です。
収納するといっても収納する先の種類はさまざまです。それぞれの収納用品のメリットデメリットを把握しておきましょう。
最初に紹介するのは、フタがないオープンタイプのボックスです。
布製のソフトタイプのものと、プラスチックなどのハードタイプのものがあります。
ソフトタイプのボックスは軽く、万が一落としてしまっても割れる心配がないので、クローゼットの枕棚や天袋などの高い位置の収納にも適しています。
オフシーズンの衣料や、バッグなどの自立しにくいものをざっくりと収納するのに適しています。
ハードタイプは、素材が硬いので何でも入れることができます。
汚れたら洗うこともできるので、キッチン、水回りなどあらゆる場面で活躍するでしょう。
次に紹介するのは、積み重ねが可能なフタつきボックスです。
中身を見せたくないものを入れられる点がメリットの反面、外からは中身を確認しづらいのでラベル付けの手間が必要なデメリットがあります。
プラスチック製のものや紙製のもの、トタン素材など、素材にはさまざまなものがあるので用途に応じて使い分けをしましょう。
もはや家具といってもよい収納用品なのは、引き出しケースです。
積み重ねたまま開け閉めして中身を出し入れできるのが特徴です。
キッチンの隙間や、押し入れの空間などスペースに応じて高さを選べます。
反面、収納用品としては大型なのである程度のスペースが必要です。
積み重ね式の収納用品のデメリットを解消したのがフラップ扉ケースです。
ゴミの分別や衣類、おもちゃなどに比較的頻繁に出し入れするものの収納に向いています。
文房具の枠を越えた収納用品といえばファイルケースでしょう。
本来は書類を収めるためのケースですが、棚の空間を無駄なく仕切ることができるので、小物や食品、日用品のストックなど使い方はさまざまにアレンジ可能です。
並べるだけで部屋のインテリアがキマるのは、カゴやバスケット。
編み込みバスケットは風通しもよく、見た目にもかわいらいしいものです。
ナチュラル素材のものは、カビてしまうこともあるので場所によってはプラスチックのバスケットを使用するとよいでしょう。
場所を選ばないのは、ワイヤーバスケット。通気性がよく、カビの心配がない上に丈夫です。クールな印象になるのでインテリアを引き締める効果もあります。一方、値段が高めで重いのが難点でしょう。
目指せ収納上級者!収納だけでなく見せる収納を
本講座では収納場所や用途によって欲しい収納用品が瞬時に分かるようになるのが目的の1つです。
収納するだけでなく、見せる収納という視点も持てるようになるとおしゃれな部屋ができあがります。
普段から何気なくやっていることでも、一度学んでおくと収納グッズ選びの際も困りません。
ぜひ収納上手な収納うんちくマスターになって実践に生かしてみませんか。