もこみち流クッキングマイスターのレポートも残り2回となりました。今回は、もこみち流レシピでケーキを作ってみる予定でしたが、新鮮なハーブが手に入ったので、順番を入れ替えてもこみち流タイ風ライスを作ることにしました。
新鮮なハーブをゲット!初めて本格的なタイ風ライスができた
タイ風ライスは、鶏肉や豚肉のひき肉とハーブを炒めた料理で、日本ではガパオライスとして親しまれているものです。日本のガパオライスはスイートバジルを使うものが多く、タイ本場のガパオライスとは違うようですが、そこは材料入手の難しさを考えると本場とは若干変わってしまうのは仕方のないところ。以前テレビでガパオライスの作り方を見て以来、我が家ではナンプラーを常備して定番の料理になっています。ただ、新鮮なハーブが手に入ることは少ないので、普段は「なんちゃってガパオライス」。今回は、たまたまハーブ栽培をしている方から直接、スイートバジル、パクチー、レモングラスをいただいたので、初めてほぼレシピ通りの材料をゲットできました。
彩りが美しいもこみち流ワンプレートタイ風ライスはサラダから準備
もこみち流レシピのタイ風ライスの特徴は、ワンプレートでいろいろな食材を楽しめる構成になっているところです。サラダも準備してガパオライスに彩りを添えます。ガパオライスは温かいうちに食べたいので、最初にするのはサラダの準備です。きゅうりとニンジンを千切りにして軽く塩もみします。私はここに、お酢を加えました。ディルとニンジンの葉も入手できたので、細かく刻んで投入。次に海老の下処理をしました。ひとつずつ殻をむいて背わたを取って塩ゆでします。
それから、目玉焼きとフライドガーリックを作ります。レシピではフライドオニオンとなっていますが、ニンニクが好きなのでニンニクを揚げました。目玉焼きは蓋をすればすぐできますが、そうすると黄身の部分に白い膜ができてしまい、見た目がキレイではないので蓋をせずじっくりと多めの油で焼きました。
同時並行して、ひき肉と一緒に炒める具材を切ります。レモングラスは茎の部分をみじん切りに。みじん切りをするそばで、レモングラスの良い香りが台所に充満し幸せな気分になりました。刻んだレモングラスとバジルをひき肉と調味料を加えて炒め、
盛り付けたら完成です。
調理時間は短いが下準備に時間がかかる!手早く準備できる方法を知りたい
本来、ガパオライスは調理時間が短いのですが、下準備に時間がかかってしまいました。いつもは準備を始めてから15分程度で完成しますが、今回はえびの処理や人数分の目玉焼きを作るのに思いのほか時間がかり、完成したのは準備を始めてから1時間以上も経ってからでした。早くから準備を始めていたため、ほぼいつもと同じ時間に食べ始めることができて家族からひんしゅくを買わなかったのは幸いでした。いつもこんなに時間をかけるわけにはいかないので、今回のタイ風ライスはスペシャルバージョンという位置づけにしたいと思います。飲み物は贅沢にハーブをふんだんに使ったハーブティーにしました。
2歳の子どもはハーブティーが気に入ったようで、緑茶だとお代わりしないのにハーブティーは何度もお代わりしていました。もこみち流レシピとハーブがあったおかげで、今回は香りの高い本格的なタイ風ライスができました。