速水もこみちのクッキングマイスター講座テキスト2も後半に差し掛かってきました。
今回は「焼く」と「煮込む」の実践です。
焼き物は、子どもも大好きな休日のランチにぴったりのロコモコ、煮込み料理はシチューを作ってみました。
シチューはもちろんルーからです。
ひとつのフライパンを使い回すワケは?もこみち流料理のワザ
今回のシチューは、前回のおしゃれ肉じゃがで余った肉を使いました。
ニンジンと玉ねぎは共通しているので、使う野菜も使い回しができて経済的。シチュー用に、マッシュルームだけ買い足しました。
肉の食感を大切にしつつ、しっかりコクのあるシチューにするためには下ごしらえが大切です。
肉には小麦粉をまぶしてうまみを閉じ込め、先にそれだけを焼きます。
小麦粉をまぶしておくと、シチューのとろみづけにもなります。
肉を焼いたら、フライパンから一度取り出して野菜を炒めます。
野菜を炒めるのに使う油は、先ほどの肉の脂。フライパンに残っている油を使います。
肉から出た脂なので、コクもありますし、新しく油を投入する必要がありません。手順にも、そんな理由があったのだなと納得です。
野菜を炒めたら、そのままフライパンに水を入れてコトコトと煮込みます。
ルーをバターと小麦粉で作ったら、いきなり投入はしません。
スープを加えて伸ばしながら、ルーを加えていきます。
シチューというと大きな両手鍋を使うと思っている人は多いと思いますが、フライパンのところがミソだなと思いました。
肉と野菜の流れから、そのまま煮込みに入るので、食材の旨味を生かすことができるうえに、新しい鍋を使わないのでエコですね。
ひと手間かけてハンバーグをおいしく変身
翌日は、ロコモコを実践。
肉だねには、ひき肉のほかベーコンを加えて旨味をプラスします。
下味には、塩こしょうのほかにナツメグなどのスパイスを揉み込みます。
ただ、うちにはナツメグがなかったので、今回は乾燥バジルを混ぜて爽やかな香り付けをしてみました。
ハンバーグは、火の通し加減が難しい焼き物。中心部分まで火がしっかり通っていなかったり、中まで火が入っているもののぼそぼそした食感になってしまったりという人もいると思います。
最初は強火でカリッと焼き、ひっくり返したら弱火にして焼き目がまだらになっている部分に肉汁をスプーンで回しかけながら焼き色をつけていくのがおいしく焼くポイント。
これまでなんとなく作っていましたが、もこみち流を取り入れたことでおいしそうなハンバーグができました。
昼食で急いでいたので、ルーは別には用意せず前日のシチューを回しかけて代用しました。
米好きな子どもたちも完食!マッシュポテト添えシチュー
シチューは煮込むことで肉の繊維も柔らかくなっているので、かみ切るのも楽ちん。2歳の子どもは、かみ切れないものがあると全部出してしまうのですが、今回はすべての具材がやわらかくなっていたので、あっという間に食べ終わってしまいました。
気に入ったのか、お代わりもしていました。
もこみち流のシチューは、マッシュポテトがご飯代わりに添えてあります。
その日はベーグルを焼いたので、ベーグルと一緒にシチューをいただきました。
米好きな我が家の子どもたちは、なぜ米がないのかと文句を言っていましたが、食べてみたらおいしかったのでしょう。完食していました。
ロコモコは、目玉焼きが載っているのが子どもたちにとって嬉しいポイントです。大きな目玉焼きをひとりで食べられるのが嬉しそうでした。
ご飯も、もこみち流に合わせて古代米を炊き込んでみたので、いつもとちょっとちがうおしゃれなロコモコプレートに。
休日のおうちご飯がグレードアップしたように感じました。
次回は最後の「揚げる」に挑戦してみます。