「速水もこみちのクッキングマイスター講座テキスト2」では、より本格的な料理をおいしく作るコツを学んでいきます。
テキスト2で学べる料理の技は、「煮る」「炒める」「焼く」「炊く」「煮込む」「揚げる」です。
まずは「炊く」料理として炊き込みご飯を作ってみました。
あわせて、返送された質問シートや確認テストのコメントも紹介していきます。
鶏肉は炊き込まない!もこみち流炊き込みご飯
今回のクッキングマイスターで紹介されていたレシピは、鶏ときのこの炊き込みご飯。きのこは、時期的にも旬なので作りやすいと思いました。
きのこを炊き込んだご飯はおいしいですよね。でも、炊き込みご飯は簡単なようでいて、地味に難しいと感じている人もいるのではないかと思います。
最重要ポイントは水加減。具や調味料の水分も加わるからか、お米をちょうどいい堅さに仕上げるにはちょっとしたコツが必要です。
もこみち流の炊き込みご飯をおいしく作るこだわりは、土鍋で作ること。
炊飯器は水加減の目盛りがあるので水の調節はしやすいのですが、炊き込みご飯は食材や調味料のにおいが移ってしまうので、土鍋のほうがいいと言っていました。
土鍋ご飯は、おこげができるところもほっこり幸せな気持ちにしてくれます。
炊き上がりまでの時間も、土鍋のほうが早いこともメリットです。
ただ、ほったらかしにできないのは面倒だと感じる人もいるかもしれません。
2つ目のポイントは、お米を研いだらザルに上げて乾かしておくこと。
土鍋で炊く場合は、面倒でもこの一手間をかけるとおいしくご飯が炊けます。
水加減は、ご飯と同量です。
3つ目のポイントは、具の下ごしらえをしっかりとすること。
鶏肉は、下ごしらえの段階で肉の繊維を断ち切っておきます。
きのこは包丁ではなく手で裂くことで、しっかりと味が出ると言っていました。
4つ目は、鶏肉は一緒に炊き込まずにフライパンで皮目をパリッと焼いてから、混ぜ込むこと。
そうすると、お肉の存在感が出て少し豪華な炊き込みご飯になります。
土鍋で炊いた炊き込みご飯の家族の反応は?
完成した炊き込みご飯はとても好評。
うちの3歳と2歳の子どもたちは、普段きのこのような繊維質のものはあまり好んで食べないのですが、各自2回もお代わりしました。
もこみちさんの料理は、料理そのものもおいしいのですが、彩りや盛り付けにもこだわりがあります。
子どもといえども「見た目」の良さが食欲につながっているのではないかと感じました。
土鍋で炊くということ自体、一種のエンターテイメント性がありますよね。
一方で、鶏肉を別に混ぜ込む方式はお肉を楽しむにはよいものの、ご飯に鶏肉のダシが出ていないので、鶏を焼いたときに出た油を混ぜて炊き込んでみたら、もう少し味に深みが出たかもしれないと思いました。
今回家にあったきのこは、しめじ1種類のみだったので、次回作るときはしたけやエリンギなどいくつかのきのこを炊き込んでみます。
確認テストや質問はどんな風に返ってくる?
1回目の確認テストは、提出してから2週間程度で返ってきました。
コメントはしっかりと手書きされていて、機械的にテンプレートの文章を返送していないという印象を持ちました。
質問には、ゆで卵をきれいに切るコツについて聞いてみました。
料理写真のゆで卵はとてもきれいな断面をしていますが、自分で切るとボロボロになってしまうのが悩みだったからです。
回答としては、刃の薄い包丁で切るか糸を使って切るかの2通りの方法があるということでした。
刃の薄い包丁は、手に入れるのが難しいと思うので、ゆで卵を切る道具を使うのが現実的ではないかと思います。
早速、専用のアイテムを購入してやってみたところテキストの写真のように上手に切ることができました。
質問は郵送だけでなく、メールでも受け付けているようです。
次回の質問には、炊き込みご飯のときに用意しただし汁の保存方法や使い方について聞いてみようと思います。