今回は副教材の「もこみち流四季のレシピ14」の中にある、和風ロールキャベツを作ってみました。ロールキャベツは洋風のイメージが強い料理ですが、和風だしとしょうゆで煮込んでいるので、ごはんがすすむおかずになりました。
完成形をイメージしてから料理にとりかかる
今回は、最初に盛り付ける皿を決めてから調理にとりかかりました。使うのは、オバール状のウッドプレート。これまで私は、ロールキャベツは「スープも一緒に楽しむもの」という固定観念を持っていたので、深みのあるボウル状の皿に盛り付けていました。でも、前回のクッキングマイスターの教材で「同じ料理でも盛り付ける皿が変わると印象が大きく変わる」ということを学んだので、いつもとは違うことをしてみようと思ったのです。イメージしたのは「ほっこりと温かみのある食卓」です。ごはんのおかずとして食べるのでご飯と一緒に並ぶけれど、完全に和食寄りになってしまうことを避けるために、ウッドプレートは最適だと思いました。
レンコン・しょうが・ゆずで和風の風味をプラス
もこみち流ロールキャベツのこだわりは、肉だねにレンコンを混ぜ込んでいること。しょうがとゆずで風味をプラスしているので、見た目は洋風だけど口に含むと和食の香りが漂うレシピになっています。キャベツをさっと茹で、巻きやすい堅さにしたら肉だねの準備に入ります。野菜を刻んで、ボウルに投入。調味料とひき肉を合わせてねばりが出るまで混ぜ合わせます。
キャベツの葉を広げ、肉だねを包んだら、
鍋に隙間ができないように並べて出汁を加えます。
ロールキャベツが重ならないような広い鍋を使えばよかったかもしれませんが、底が広い鍋だとスープの量がたくさん必要なので、深みのある鍋に重ねて並べることにしました。沸騰してから20分~30分煮込んだら完成です。
食べてみて、もう少し煮込んでもよかったなという感想を持ちました。キャベツは大人が食べるには十分やわらかくなっていましたが、我が家の2歳児にはキャベツの筋がかみ切れなかったようです。フォークとナイフを使わない分だけ箸がスッと入る堅さに仕上げたほうが「ほっこり」というテーマにも合っていたかもしれません。レンコンのシャキシャキした食感はおもしろく、別の料理を作るときにも応用したいと思いました。
市販の料理本にはない通信教育のよさを使い倒す
このレシピを試していたときに、2回目の添削が返送されてきました。
添削自体は大きな問題はなかったのですが、学習のペースを掴むには添削を出すのもいい方法だと思います。コメントはワープロの印字ではなく、手書きなのできちんと対応してくれているなという印象です。レシピを試すだけなら市販の料理本でもよいと思いますが、いつでもよいとなってしまうと間延びしてしまうという人も多いはず。ある程度期限が区切られていること、誰かの応援があることは効率良く学習を続けるのに必要なポイントだと思います。また、質問用紙ではなくホームページから質問フォームを利用して「出汁の使い道」について質問したところ、郵送での質問よりもスピーディーに返答がありました。もこみち流のレシピでは、出汁から作るレシピが多いのですが、使い切らないこともあって困るなぁと思っていたからです。回答には、使い切れなかった出汁はできれば当日中に、だし巻き卵やドレッシングなどにして使うのが理想ですが、それでも余った場合は製氷機などに入れて冷凍しジップロックなど密封できる容器に入れるのがおすすめとありました。冷凍しても風味が落ちるので、1週間を目途に使うのがよいそうです。質問フォームを利用して、料理の疑問に答えてくれるのも通信教育ならではだなと思いました。