メンタル心理カウンセラーの資格勉強をすると心理学を学ぶことができます。
心理学は私たちの日常生活に密接にかかわっており、時には恋愛のテクニックにも応用することができます。
今回はそんな日常生活にも活かせる知識と共に、メンタル心理カウンセラーの勉強について紹介します。
カウンセラーは相手の気持ちを理解して一緒に解決を目指す存在
カウンセラーとは相手の話をしっかり聞き、一緒に問題や悩みを解決する存在です。
私がメンタル心理カウンセラーの学習を通して「なるほど」と思ったことは、あくまでカウンセラーは話を聞く立場であって、アドバイスをする立場ではないということです。
カウンセラーは相手の相談に対して適切なアドバイスなど口を出すことはありません。一緒に問題を解決していくというスタンスを取っているのです。
学習する前は「問題を解決してあげる存在」だと思っていたので意外でしたが、相談者の自立も考えて「一緒に解決していく存在」というのには感心しました。
現代ではSNSの普及などでコミュニケーションが充分に取れない人も増えていると聞きますし、話を聞いてあげるだけでも楽になる人は結構いると思うので、そうした存在になれたら良いなと思いました。
相手の心に寄り添う能力は、日常生活でも役に立つ
私がメンタル心理カウンセラーの資格学習を通して一番変わったなと思うことは、他者の心情をくみ取ろうとするようになったということです。
今この人はこんな風に思っているな、とか話を聞いてほしいのかな、とか、意識的に見るようになりました。
資格を取得してからは、周りの人から相談を受けることも多くなりましたし、「聞き上手になったね」と古くからの友人に言われるようにもなりました。
4ヶ月の学習を通して、自分の中で少しでも成長が実感できたので、とてもうれしく思います。
特にメンタル心理カウンセラーの学習はかなり日常生活に密接にかかわる内容なので、人間関係を築く上でも非常に役立つものです。
恋愛で使える!「単純接触効果」と「吊り橋効果」とは
日常生活でも使える心理学として代表的なのが「単純接触効果」と「吊り橋効果」です。
恋愛をする際のテクニックとしてもよく挙げられる2つですね。
「単純接触効果」とは、接触する回数が多いほど好意が増えていくという効果のことです。
密接なコミュニケーションを取っていなくても、例えば毎日通勤時に見かける相手など、ただ何回も見かけると言うだけで好意を抱きやすくなるというものです。
「吊り橋効果」とは、吊り橋を渡るときに胸がドキドキするような気持ちを恋愛感情と認知する効果のことで、たとえばジェットコースターやお化け屋敷などの緊迫した場面で気になる人と一緒にいると、恋愛に繋がりやすいといわれています。
こうした効果は確実性なものではありませんが、簡単な恋愛のテクニックとして利用することができますね。
資格の勉強を日常生活に活かそう!
メンタル心理カウンセラーの資格を取得する人の中には、自身でカウンセリングルームを開設する人や企業貢献に役立てる人もいますが、日常生活に活かそうと取得する人も少なくありません。
かくいう私も、資格を取得してすぐにどうするということも決まっておらず、なんとなく周りの友達や家族の話を聞けるような存在になりたいなという理由で始めたというのが正直なところです。
資格を取得することで自信も付きますし、何ヶ月もかけた学習したことは必ず活かせる場面があります。
資格を取得する目的のほかにも、やりがいを見つけて講座に取り組むことで楽しんで学習することができると思います。