メンタル系の資格って、結構多く存在しますよね。その中でも私が選択したのが「メンタル総合心理講座」。具体的な事例と共に心理学や対処法などを学ぶことができ、魅力いっぱいの講座です。今回はそんなメンタル総合心理講座の中から、実際のカウンセラーのやり取りを紹介したいと思います。
実際の相談事例!面接で緊張してしまうクライエントとのやり取り
メンタル総合心理講座では、実際の相談事例を参考にしてテキストや動画で学ぶことが出来ます。今回は実際に、面接試験で緊張してしまうクライエントの相談を受けたカウンセラーのやり取りを覗いてみましょう。(以下、カウンセラーを「Co」、クライエントを「Cl」と表記します)
Co「面接試験で話す場面になると、体が震え、息苦しさを感じるのですね」
Cl「はい、今思い出しただけでも苦しくなります」
Co「それはつらいですね。緊張を和らげ、生理的反応を正常に戻し、不安が軽減する効果があると言われるリラクセーション法をやってみませんか?」
Cl「それ、やってみたいです」
Co「それではまず、説明をさせてください。今回行うリラクセーション法は、緊張を自分で予防できるようになるために導入していきます。緊張とは、筋肉活動が原因です。思い出しただけで苦しくなるなど、緊張からくる身体反応が慢性化している状態では、肩こりや頭痛などの身体面での不調が出てくる恐れもあります」
Cl「そうなんですか……」
Co「活動の阻害要因となるので、これからその緊張を自分で緩和する方法を学んでいきましょう」
Cl「お願いします」
Co「それではまず、緊張する場面の前や日常生活における緊張について観察していきます。最も緊張する面接試験の前を思い出してみてください。レベルを10段階に分けると、どのあたりですか?」
Cl「10ですね、かなり緊張します」
Co「では、今はどうですか?」
Cl「今は、4くらいですかね。リラックスしている方なのですけど。普段から結構緊張しているのかもしれません」
実際のやり取りをテキストで学べる!
こうしたやり取りを通して、カウンセラーは実際にクライエントの問題解決のために認知行動療法を導入していきます。カウンセラーが実際にどのようにクライエントに接しているのかと言うのは、実際の現場を見ないと学ぶことができなさそうですが、メンタル総合心理講座のテキストならそう言った細かいやり取りまでしっかり書いてあります。また、付属のDVDでは、表情や口調などもイメージできるので、これ以上分かりやすい教材は無いと言っても良いでしょう。どのような点に気を付けて問題解決まで行けばよいのかも詳しいので、流れが把握しやすいのも特徴です。これなら資格を取ったあと、すぐにカウンセラーの仕事に従事することもできますよね。
カウンセラーの対応の仕方と共に心理学の知識を身に付けられる
テキストでは、こうしたかなりリアルな場面における対応の仕方と、ケースごとの対策法を学ぶことができます。たとえば、今回の場合は対策として「筋弛緩法」に関して合わせて学ぶことができます。「筋弛緩法」とは、筋肉を弛緩させることで不安や緊張を和らげる方法で、練習を重ねるに従ってクライエントの緊張をほどいていくことができるものです。単に心理学の知識だけでなく、クライエントに応じたカウンセリングの仕方や、どのような場面でどのように使えば良いのかが分かるので、勉強がしやすいのも特徴です。ぜひメンタル系の資格を取りたいと考えている方は、メンタル総合心理の資格から検討してみてはいかがでしょうか。