テレビや雑誌、ネットなど毎日のようにどこかで見る12星座占い。私自身、12星座占いが当たったと思ったことはほとんどありません。
『ホロスコープリーディングマスター』という占星術の講座を受けて、その理由がわかりました。なぜ12星座占いは当たらないのか、また占星術とは何なのか。私がこの講座で学んだことを紹介します。
12星座占いはなぜ当たらない?占星術との違い
12星座占いでは、自分の星座を見ることで運勢を占います。自分の星座とは、生まれた瞬間に太陽が位置していた星座のことで、12星座占いはその星座のみを見て占っているのです。そのため、一部の情報だけで占った不完全なものと言えます。
一方、占星術は太陽の他にも月や水星、金星など10の天体の位置や天体同士の角度など、さまざまな情報をもとに占います。より理論的に物事の本質や未来を予測する手段なのです。
占星術の講座では、天体の意味や占星術で使う言葉を学びます。そして、天体の位置をホロスコープに落とし込み、天体からのメッセージをリーディングするのです。
ホロスコープとは?ホロスコープの種類
占星術で大切な意味を持つ天体の位置を示した図を「ホロスコープ」と言います。
ホロスコープの意味をリーディングすることで、その人の出生から現在までの様子や未来がわかるのです。
ホロスコープは主に3種類あります。
出生した時刻の星の配置を示した図が「ネイタル・ホロスコープ」です。ネイタル・ホロスコープでは、その人が生まれた時から現在の年齢までの様子をうかがい知ることができます。
さらに、 未来を予測するホロスコープとして、トランジットやプログレスなどがあります。
これらのホロスコープにより、過去から未来までを占うことができるのです。
まずは初級編でホロスコープの基礎を学ぶ!
初級編では、ホロスコープの基礎とネイタル・ホロスコープのリーディング方法を学ぶことができます。
私はまず、ホロスコープの図に示されている天体記号やサインを覚えました。
占星術で使う10天体にはそれぞれ記号があり、ホロスコープには10天体が記号で記されています。
さらに、10天体の他にアセンダント(Asc)やディセンダント(Dsc)など多数の感受点や小惑星のポイントがあります。
また、サインとは12星座のことです。占星術では太陽が位置していたサインだけでなく、すべてのサインに目を向けます。12のサインはホロスコープ上で、その人の活動欲求にどのような傾向があるのかを表しているのです。
まだまだ学ぶことがたくさんある!
天体記号やサインだけでも、たくさん覚えることがあります。
記号だけでなく、それぞれの天体やサインが持つ意味やイメージも学ばなければなりません。
また、サインには「2区分」「3区分」「4区分」といった区分の仕方があり、天体がどの区分に偏っているかによって人それぞれのタイプを知ることができます。そのため、区分の仕方も覚えました。
さらに、12サインにはルーラーと呼ばれる支配星が各サインに当てはめられています。天体がルーラーとなるサインに入っていると、力を最大限発揮できるのです。
ホロスコープの基礎を学習してわかったこと
天体記号やサインまで学習しただけでも、占星術がいかに多くの情報をもとに占っているかわかります。
12星座占いが太陽の位置だけで判断しているとすれば、当たらないのは当然のことです。
『ホロスコープリーディングマスター』講座では、これからさらに天体の位置や角度をもとにホロスコープをリーディングする方法を学んでいきます。