国家資格と言えば、試験の難易度がとても高いというイメージや、合格率が低いというイメージがつきものですね。「登録販売者」の場合、公的資格でありながらそれほどハードルの高い試験ではないと言われています。そこで、どれほど合格しやすい公的資格なのかを他の国家公的資格と比較してみました。
登録販売者試験はどのような試験なのか?
まずは学習ガイドBOOKから、登録販売者試験について調べてみました。登録販売者試験は2009年の改正薬事法の施行によりスタートしました。
また、2015年からは、これまで受験資格に必要とされていた実務経験が登録販売者の受験資格に問われなくなったため、誰でも受験が可能になりました。
さらに、学歴なども関係なく受験できます。そのため、年々登録販売者の試験を受ける人の数が増えてきています。合格ラインは試験全体の70%程度を正解することですが、各章のいずれも40%以上の正解が必要です。
登録販売者の合格率と他の国家公的試験の合格率との比較
通信教育で取得できる人気の国家公的資格の中で、2014年度の登録販売者試験の合格率と宅地建物取引士(宅建)、行政書士、保育士との合格率を比較してみました。
宅地建物取引士の合格率は17.5%で毎年15%~17%程度です。行政書士の合格率は8.3%で毎年10%前後の合格率です。保育士の合格率は筆記試験が21.3%、実技試験が88.7%で、全体では19.3%という結果が出ています。
登録販売者の合格率は各自治体によって多少は異なりますが、この年の全国平均は43.1%です。
国家公的試験の平均的な合格率がおよそ20~25%と言われている中で、登録販売者の資格は他の国家公的資格と比べると格段に合格しやすいと言えます。
なぜ登録販売者は取得しやすいのか?
登録販売者は他の国家公的資格と比べて合格率が高く、資格を取得しやすいといわれています。
そもそも登録販売者の業務は薬剤師の補助的な仕事であり、薬剤師に比べると取り扱いできる薬や成分の種類が少ない業務です。そのことから、薬剤師ほど試験のハードルを高く設定する必要がないということが言えます。
また、実務経験などの撤廃や学歴なども必要とされないため、他の国家公的資格よりもかなり手軽に試験に臨むことができます。
さらに試験は各都道府県でそれぞれに行われるため、複数の県で受験すれば年に数回試験にチャレンジすることも可能です。薬を扱う多くの店が年々増加していくなかで、登録販売者の需要はかなり高まっています。
登録販売者の数の増加が望まれる今が試験のハードルもそれほど高くなく、取得のチャンスなのかもしれませんね。
キャリカレの充実サポートでさらに合格率アップ
キャリカレの登録販売者講座ではさまざまな手厚いサポートがあるため、さらに合格に近づくことができます。
キャリカレで学んでみると、重要ポイントは素通りせずに何回もチェックしながら次のステップへ移ることができることに気づきました。
重要ポイントが最初に出てくるときは、記憶に残りやすいように赤字で印字されています。そして各節ごとの確認問題で出題されてチェックするようになっています。
また、映像授業からはプロの講義を受けることができ、視覚と聴覚の双方から記憶に留めやすくなっています。テキストの最後は添削問題を解いて提出することで、さらに理解度を深めることが可能です。そしてすべてのテキストを終了したあとは、過去問題集によって仕上げの実力を身に付けることができます。
このように、キャリカレでは何段階ものチェックを経て本番の試験に臨めるため、かなり合格に自信がつくようなシステムになっています。
キャリカレなら効率良く勉強できる
登録販売者試験がまだそれほどハードルが高くないと言っても、やはり薬を扱うため内容はかなり細かく難しい言葉もたくさん出てきます。
薬のことを全く知らない人が何もサポート無しで勉強するにはかなり大変だと思います。キャリカレを利用すれば効率良く勉強できると思います。登録販売者に合格したら、キャリカレの他の国家公的試験にもぜひチャレンジしてみたいですね。