度々「大人になってから友人を作るのは難しい」と言われることがあります。確かに仕事や家事・育児に追われていると、なかなか友人との時間を作れないかもしれません。
しかし、家族や仕事仲間ではなく友人と過ごすことでストレス発散して、情報を得られる面もあります。そこで、今回は「より良い友人関係の築き方」をお伝えします。
より良い友人関係を築くには「自己開示」が鍵となる!
「より良い友人関係」とは、一緒に過ごすことで安らぎが与えられ、精神的な支えとなる関係です。
このような関係を築くためには、ある程度プライベートな話を伝えていく必要があります。特に女性の場合、「友人=遊び相手」と考える男性と異なり、「友人=個人的な問題を解決するための援助行動を行う人」と捉えるので、深い話をできる相手かどうかが親しい友人か否かのメルクマールとなります。
このため、女性が友人として親しくなりたいと思ったなら、相手の情報を聞き出し、その一方で自分の情報を伝えていくと良いでしょう。自分の情報を伝えることはなかなか難しく、自慢話にならないように注意すべきです。
自分の個人的な情報をありのまま相手に伝えていくと良いでしょう。そうすると、相手からの信頼が得られ、相手も自然とプライベートなことを話してくれるようになるはずです。相手から聞き出したい情報を自分から話すというのは1つのテクニックです。
異性間で友人関係を築くのは難しいって本当?
世間では「異性間で友人関係が成立するのか」について議論されることがあります。友達だと思っていた異性から告白されて戸惑った人もいるかもしれません。
親密な友人関係であればある程度プライベートな話をしていて互いの距離が近いため、もともと恋人関係に発展しやすい状況にあります。
さらに、異性の友人関係で恋人同士のような依存関係が生まれやすく、友人に抱く感情を恋人に抱く感情と混同してしまいがちなのです。
グループで過ごしていると2人きりになりたいと思う、他の異性と話していたら嫉妬してしまう、ボディタッチをしたいなどの事情があれば、それは友人関係ではなく恋愛関係かもしれません。
相手の心情を知りたいなら〇〇に注目!?
友人からどのように思われているのかを知りたいなら、会話中の相手の「足」に注目してみると良いでしょう。たとえば座って話しているときに、相手が膝に手を当てていたら、「この場から立ち去りたい」と考えている可能性があります。
また、立って話しているときにつま先が自分の方に向いていないときも要注意です。
そのしぐさが「話がつまらない」「興味がない」と感じているときに表れるものだからです。もっとも、別の考え事をしているだけの可能性もありますから、決して決めつけることなく、その場の状況などさまざまな事情から相手の心情を想像してください。
行動心理学を学んでより良い友人関係を築こう!
大人になると世間体などもあるので、友人間では率直に気持ちを伝える機会が減ります。そのため、より良い友人関係を築き維持していくためには、表情や言葉に表れない本心を探る必要があるでしょう。
行動心理学はそのような深層心理を把握するうえで役に立つツールなので、大人になってからの友人づくりに活用してください。